
トヨタ合成は立体感の際立つ黒色光輝塗装を用いて、車のスポーティーな外観に寄与するラジエータグリルを開発した。
トヨタ合成株式会社は、顧客の多彩なデザインニーズに対応するため、塗装やメッキなどの加飾技術の開発に取り組んでいる。近年では、加飾バリエーションのひとつとして、光を反射するメタリック材入りの光輝塗装を施したラジエータグリルなどの外装製品も開発している。
このたび、塗装材料の工夫により光の反射を制御し、従来よりも光輝感を高めるとともに、製品の奥行きの陰影感を強調することで、製品の正面と奥行きの明度差を従来比で40%向上させたラジエータグリルを開発した。この製品は2019年10月にトヨタ自動車が発売したLEXUS IS F-Sportの特別仕様車に採用されている。
