ハスクバーナ・モーターサイクルズは、イタリアのミラノで開催される2019 EICMA ショーで、新たに10モデルを初公開した。
ハスクバーナ・モーターサイクルズは、イタリアのミラノで開催される 2019 EICMA ショーで、新たに10モデルのアンベールができたことを誇りに思っている。今回はハスクバーナ・モーターサイクルズが新たな時代を迎えてから最も多くの新型モデルの展示をしている。ツインシリンダーのNORDEN 901 CONEPTの発表により、ハスクバーナ・モーターサイクルズのストリートセグメント拡大へのコミットメントを明確に示す一方、重要な新しいモータースポーツ活動と、パフォーマンス、テクノロジー、デザインにおける開発中のすべてのモデルをハイライトしている。
この3年間を振り返ると、ハスクバーナ・モーターサイクルズのストリートセグメントへの復帰は成功したと言える。アップデートされたVITPILENおよび SVARTPILENシリーズは、新しいカラー、トリムとグラフィックスを纏って、ダイナミックで歓びに満ちたライディングエクスペリエンスを提供する。
2019年のラインアップを代表する701 SUPERMOTOと701ENDUROは、これらのエキサイティングな単気筒モーターサイクルのパフォーマンスと安全性を向上させる新しい最先端の電子制御装置で徹底的な改良が施された。2020年のラインアップには長距離用の701 ENDURO LRも追加される。25リットルの燃料容量による500kmもの航続距離により、ライダーは遠く離れた地域まで走破することができる。オフロードモデルでは、グラハム・ジャービスのハードエンデューロのワールドステージでの成功を記念したTE 300iJARVIS EDITIONを発表する。
ハスクバーナ・モーターサイクルズは、ストリートセグメントとモータースポーツに対するブランドのコミットメントを示し、2020年にMoto3世界選手権に再び参戦する。マックス・ビアッジがオーナーであるマックスレーシングチームを正式にサポートする。ロマノ・フェナティとアロンソ・ロペスが使用するオフィシャルマシンFR250GPは EICMAで独占的に公開されている。
NORDEN 901 CONCEPT
ハスクバーナ・モーターサイクルズのアドベンチャーツーリングバイクの考え方を示したNORDEN 901 CONCEPTは、独特のモダンなデザイン、長年に渡るラリーの経験に基づいた先進のエルゴノミクスとパフォーマンスを備えたダイナミックなツインシリンダーモーターサイクルだ。多用途の長距離エクスプローラーマシンのコンセプトであり、卓越したストリートパフォーマンスとオフロードパフォーマンスを兼ね備える。クラスをリードする軽さとパワー供給システムは、熟練したライダーによる妥協のないライディングを可能にするよう正確に配置され、多用途で扱いやすいパッケージとなっている。快適な乗り心地と合理的でハイエンドの最新装置を搭載したこのバイクは、毎日の通勤から究極のアドベンチャーライディングまで様々な使い方ができる。
【テクニカルハイライト】
・スリムで軽量なエクスプローラーマシン:アドベンチャーライディング用の特別な調整が施された889.5ccパラレルツインエンジン
・オフロード性能とツーリング能力の理想的なバランス:21インチのフロントホイール、18インチのリアホイール
・快適性を追求したエルゴノミクスと信頼感のある楽しいハンドリング
・高品質のWP製サスペンションコンポーネント
VITPILEN 701/SVARTPILEN 701
生産開始から、それぞれ3年と2年が経過したVITPILEN701とSVARTPILEN 701は、斬新なデザインのモダンな外観をより魅力的にする新しいカラー、トリム、グラフィックスを纏う。 74hpを発揮するハイパフォーマンスの 692.7cc単気筒エンジンは、マシンのダイナミックなハンドリングとエキサイティングなライディング体験を提供する。燃料を除いた重量はそれぞれわずか158kgと161kgで、ともに調整可能なサスペンション、新しいスポークホイールとCNC加工されたフットレストを装備している。
●テクニカルハイライト
・パワフルでトルクのある692.7cc、74hp、72Nm、単気筒エンジン
・ダイナミックで軽量な高性能シャシー
・スポークホイール
・印象的な新しいグラフィック、トリム、ペイント仕上げ
・CNC加工されたフットレスト
・クラッチレスでアップダウンが操作できるイージーシフト
VITPILEN401/ SVARTPILEN 401
パワフルで扱いやすい373cc、43hpの単気筒エンジンを搭載したVITPILEN401と SVARTPILEN401は、ダイナミックなシャシー、扱いやすいサイズと軽量な車体のおかげで、郊外のライディングだけでなく、街中のライディングにも適している。 2020年モデルには、40mm延長された新しいボルトオンサブフレームが搭載されており、リアシートの快適性を向上させている。また、新しい高品質の塗装仕上げとグラフィックスは先進的なデザインを際立たせている。
●テクニカルハイライト
・パワフルかつ扱いやすい373cc、43 hp、37Nm、単気筒エンジン
・リアシートの快適性を向上させる 40mm延長したサブフレーム
・印象的な新しいグラフィックス、トリム、ペイント仕上げ
・VITPILEN401:151kg(燃料除く)
・SVARTPILEN401:152kg(燃料除く)
・LEDヘッドライトとテールライト
701 SUPERMOTO/701 ENDURO/701 ENDURO LR
今年のEICMAには、最新の電子制御ライダーアシスト装置を搭載した701 SUPERMOTOおよび701 ENDUROモデルも展示されている。コーナリング ABS、リーンアングルセンサー付きトラクションコントロール、ライドモード、イージーシフト(アップ&ダウン)が標準装備されており、最高のパフォーマンスに見合った最高レベルの安全性を備えていえる。どちらのモデルも非常にバランスが取れており、卓越した俊敏性とハンドリングを提供する。
トルクフルな74hpの単気筒692.7ccエンジンは、“ライドバイワイヤ”スロットルを備えており、非常にリニアなパワーデリバリーを提供。新しいマシンには、独自の先進的な新しいグラフィックスが採用されている。
ENDUROから派生した新型701 ENDURO LR(ロングレンジ)は、701 ENDUROと同じ先進の電子制御装置を備えているが、長距離ライディングを好むライダーのための追加機能が装備されている。
軽量で機敏なマシンに、12リットルの補助燃料タンクを追加し、総燃料容量を25リットルとしたことで、エンデューロ走行をエンドレスに続けられるかのような、極めて長い航続走行距離を実現した。
●テクニカルハイライト
・切替え可能なライドモード:走行中にパワー特性を変更
・ボッシュ製コーナリング ABS:リーンアングルセンサー付き
・イージーシフト(アップ&ダウン):シフト時間の短縮と後輪トラクションの改善
・リーンアングルセンサー付きモーターサイクルトラクションコントロール:最適な後輪トラクション
・新しいグラフィックスとスリムなボディワーク:入念に設計されたエルゴノミクス
TE 300i JARVIS EDITION
レジェンドに対する賛辞である新しいTE 300i JARVIS EDITIONは、新たなライディンググラウンドの探索や、未踏の地へ行くのに最適なマシン。信頼できる2ストロークエンジンは管理が極めて容易だ。電子燃料噴射装置、スムーズなパワーデリバリーと非常に機敏なシャシーを組み合わせたリミテッドエディションのTE 300i は、そのRockstar Energy Husqvarna Factory Racingのグラフィックスに見合うクラス最高レベルのパフォーマンスを提供する。
●テクニカルハイライト
・ブラックフレーム
・追加リブ付きの黒いシートカバー
・Supersprox製の青いリアスプロケット
・フロントディスクプロテクター
・青いチェーンガイド
・グレーのグリップ
・Rockstar Energy Husqvarna Factory Racingグラフィックス
ハスクバーナ・モーターサイクルズでは、ストリートモデルとオフロードモデルに加えて、専用のウェアとアクセサリーも提供している。機能的で高品質のウェアはライダーの要求を満たし、またアクセサリーはライダーによるカスタマイズ、プロテクションやさらなるパフォーマンスの向上を可能にする。