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【動画解説アリ】フィルター不要! アウトドアで旨いコーヒーを淹れる方法!『オートキャンプでも、バイクツーリングでも』


ピクニックやキャンプに行ったら、おいしいコーヒーを飲みたくなるもの。でもアウトドアってなんか面倒くさそうだし、荷物もかさばりそうだし……なんて思っているアナタ! 最小限の装備で、本格的にコーヒーを楽しむ方法をプロフェッショナルが伝授します!

 おいしいコーヒーの入れ方を伝授してくださるのは、Little Darling Coffee Roasters(リトル ダーリン コーヒー ロースターズ:東京都港区南青山1-12-32)の竹中秀人さん(写真右)。




 Little Darling Coffee Roastersは、11月7日にルノー・カングーの限定車「エヴァジヨン」の発表会が行われたシェアグリーン南青山の敷地内にあるカフェ&ダイニングだ。今回、カングー エヴァジヨンの発表会に合わせ、MF記者を含むメディア関係者にレクチャーしてくださったのだ。

 今回、教えていただくのは、近年ヨーロッパではメジャーになりつつあるスティーピングという抽出方法だ。




 これは、ヤカンに入れたお湯に挽いたコーヒーを直接入れ、味がしみ出すのを待って、そのまま上澄みだけを飲むというもの。もともとコーヒーをテイスティングする際などに用いられていたもので、フィルターなどを通さないのでコーヒー本体の味が楽しめるという。




 竹中さんによれば、スティーピングに適しているのは、「深煎り豆」を「粗挽き」したものだという。その理由は以下の通り。




●深煎りは味が出やすく、浅煎りは味が出にくい。よって、深煎りは粗挽き、浅煎りは細挽きにすることが多い。


●粗挽きは風味が飛びにくいため、アウトドアなどに持ち出すのに適している。


●また、フィルターを通さずに上澄みを飲むので、細挽きだとコーヒーの中に粉が混ざりやすい。粗挽きだと沈みやすいので、飲みやすくなる。




 では、実際に淹れていただこう。

 ヤカンに沸騰したお湯を入れる。今回は1Lの水を用意した。

 お湯の中に挽いたコーヒー豆を入れる。1Lの水に対して60gのコーヒー豆で、だいたい4〜5杯分になる。

 軽くかき混ぜる。

☝ここまでの行程を動画でチェック!

 3分経ったら出来上がり!

 あとは上澄みをそ〜っとカップに注ぐだけ。




 飲んでみると……確かに旨い! 余計な味がしないというか、ものすごくスッキリとしています。ミルクも砂糖も入れたくない感じ。もちろん、かなりいいコーヒー豆を用意していただいたということもあるのだろうけれど……。




 これだけおいしいコーヒーが、こんなに簡単に淹れられるなんて、ネルドリップとかってなんだったの?




 竹中さん曰く「最初の一杯は、まだコーヒー豆が多少浮いていますが、時間が経つと沈み切るので、二杯目はちょっと違う味になります。そんな変化を楽しめるのもスティーピングの面白さですね」とのこと。




 必要なのは、コーヒー豆、ヤカン、カップ、水、そしてお湯を沸かすための小型バーナーのみ。あまりにもハードルが低く、それでいて本格的なコーヒーの楽しみ方を、みなさんも是非お試しを!

☝極上コーヒー完成の様子を動画でチェック!
今回のレクチャーは、ルノー・カングーの限定車「エヴァジヨン」の発表会にて行われた。アウトドアで旨いコーヒーとは、まさにカングーのイメージにピッタリ。

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