「最近の新型車はシート高が高くてね」とお嘆きの貴兄が多いのではないだろうか。筆者もその一人。というのも、身長が低く短足なため、バイク選びでは足つき性が重要項目になるのだ。そこで気になる新型車はどうなのか。昭和30年代の平均身長(163cm)しかない筆者が一気に28台で試してきた。まずはホンダ車から紹介しよう!
PHOTO●星野耕作(HOSHINO Kosaku)
足つき性を気にするのは女性ばかりではない! と声を大きくして言いたいのだが、なかなか世の中そうは思ってくれない。「え、大丈夫でしょ」とか「何とかなるよ」と、こちらの悩みを理解してもらえることは少ない。そう、身長が低いと足が付かない=バイクを自立させられない=好きなのに乗ることができない、という悲劇が待っているのだ。これは身長が低いことだけではなく、悲しいかな日本人の特徴でもある「短足」な場合に顕著になる。
また、最近の新型車はシート高810mm以上なんて数値が当たり前になってきた。純日本人的体型(短足)だと、810mm以上高いシートにまたがるのは正直言って厳しい。カッコいいし高性能だから乗ってみたい!と思っても、諦めてしまうのが低身長・短足の悩みだ。今回はそんな悩みを嘆く貴兄を代表して、筆者が東京モーターショー2019の会場に展示してあるバイク28台で試してきた。
ちなみに筆者は身長163cm、体重50kgの小柄なオッサンだ。昨年までは56kgほどあったのだが急激に痩せてしまったので、身長ももしかしたら縮んでいるかもしれない・・・。50kgしか体重がないので自重によりバイクが沈むことは100%期待できない。シート高がまんま足つき性に直結する。はてさて、結果はどうなったのだろう。
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