第46回東京モーターショー2019のスズキブースで、新たな250ccフルカウルスポーツバイクがお披露目された。油冷エンジンを搭載する『ジクサー SF 250』だ。
REPORT/PHOTO●伊藤英里(Eri Ito)
日本初公開のモデルとしてネイキッドスポーツバイク『ジクサー250』とともに登場した『ジクサー SF 250』。インドではすでに、2019年5月から販売が開始されているモデルだ。
ジクサー250と同一の油冷 単気筒 SOHC 4バルブエンジンを搭載。ライディングポジションの違いによって、乗り味が変わってくるということだ。基本的にフレームや、ブレーキなどもジクサー250と共通で、違いはハンドル形状やライディングポジション、それによるフロントフォークのバネ荷重など、あまり多くはない。
同じ250ccのフルカウルバイクとしては、現行モデルで水冷4サイクル2気筒 / SOHC 2バルブエンジンを搭載するGSX250Rの存在がある。しかし油冷の単気筒エンジンを搭載するジクサー SF 250は、よりビギナーライダーに親しみを感じられるモデルとなっているということだ。
日本での市販化が進められていることが明らかになったジクサー SF 250。発売時期とともに、その乗り味に対する興味は尽きない。