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自動運転時代のステアリングとはどうあるべきか? 「究極の操舵」とはなにか?


10月15日発売の、モーターファン・イラストレーテッド(MFi)vol.157では、ドライバーの感性の添わせる操舵フィールの生成の課題と手法について特集します。

ステアリングは舵感を忘れていないか!

「人の感性によって良し悪しが左右される操舵フィールは、最適解を見つけるのが難しい」と言われる。




 たしかに電動パワーステアリング(EPS)が、自動車のパワステの大多数を占めるようになって久しいが、その操舵フィールは、同じメーカーでも車種によって方向性が違ったり、同じ車種でも世代が変わるとフィールが変わったりもする。果たして、ドライバーにとっての“自然な操舵フィール”は、現状の制御やメカニズムで作りこむことができるだろうか?




  いっぽうで、すべてが乗員となる自動運転時代に向けた旋回や乗り心地についても研究が進んでいる。現状の操舵フィールで培ってきた技術進化の延長にその答えはあるのか、それともまったく別の機能を織り込むのかを探る。



 いまや、クルマの進行方向を変える手段はステアリングだけでない。「駆動力で曲がる」「制動力で曲がる」という時代である。しかし、同時に、EPS世界シェアNo.1のジェイテクトや、独のティッセンクルップに取材をしたところ、ステアリングも確実に進歩を遂げていた。いままでなかった機能が追加されつつある。





 クルマの旋回は、ステアリングによって前輪の向きを変えるの行為が、最大の起因となるのは普遍の原理。しかし、複雑な制御が可能になったことで、現在の自動車は、駆動力配分、後輪操舵、ブレーキといった、新たな旋回の手段を手にしている。




 ステアリングの機能を助け、補い、より気持ちよく曲げる技術により、さまざまな力をタイヤに与えることで生まれる新しいコーナリング姿について、S-AYCの生みの親、三菱自動車の澤瀬薫氏と、HICAS、SH-AWDの生みの親、芝端康二博士の、ヴィークルダイヤミクスのスペシャリスト両氏にインタビューした。




 そのほかにも、フランクフルトモーターショー(IAA2019)や、アイシンググループの新技術体験会のレポートなどをお伝えします。ぜひご購入ください。

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