
ブリヂストンは10月8日、同社の企業博物館「ブリヂストンTODAY」で、武蔵野美術大学との共同プロジェクトによるモビリティの先行デザインを、2019年11月5日まで展示すると発表した。
将来のモビリティに対する学生たちの想いが込められた14点の作品を展示
このプロジェクトは、CASE(※1)やMaaS(※2)に代表されるモビリティ変革のなか、変化を待つのではなく、自ら変化を生み出して未来を創り出そうとのコンセプトから2013年にスタートした産学連携プロジェクト。今年は「未来体験のデザイン」をテーマに、「まるで未来のその場で生活しているような発想」にも続いて学生がデザインを考案した。
※1:コネクテッド、オートノマス(自動運転)、シェア&サービス、エレクトリックの頭文字をとった造語
※2:モビリティ・アズ・ア・サービスの略で「サービスとしての移動」を意味する
写真のデザインは、風・光・匂いに酔って移動を演出するシェアモビリティで、「移動を単なる手段としてのみ捉えるのでなく、移動中の風・光・匂いを全身でダイレクトに感じて、移動そのものを楽しむ」というコンセプトで考案された一例。「移動する楽しさはこの先もずっとあり続けて欲しい」という学生の想いが込められている。
今回の展示では、工芸工業デザイン学科の学生によって、このデザインを含む14点の研究成果が展示される。
●「ブリヂストンTODAY」概要●ブリヂストンTODAYウェブサイト
・所在地:東京都小平市小川東町3-1-1
・電話番号:042-342-6363
・開館日:月曜〜土曜日(日曜・祝日は休館)
・開館時間:10:00〜16:00(入館は15:30まで)
・入館料:無料