・月間販売台数 2308台(19年1月〜6月平均値)
・現行型発表 15年6月(一部改良 19年6月)
・JC08モード燃費 35.6 ㎞/ℓ ※「L」「S」「X」のFF車
REPORT●小林秀雄(KOBAYASHI Hideo)
PHOTO●神村 聖(KAMIMURA Satoshi)
MODEL●森脇亜紗紀(MORIWAKI Asaki)
※本記事は2019年9月発売の「2019-2020年 軽自動車のすべて」に掲載されたものを転載したものです。
■MODE(特別仕様車)
全長×全幅×全高(㎜) 3395×1475×1525
室内長×室内幅×室内高(㎜) 2020×1295×1240
ホイールベース(㎜) 2460
トレッド(㎜) 前/後 1295/1300
車両重量(㎏) 680
エンジン種類 直列3気筒DOHC
総排気量(㏄) 658
最高出力(kW[㎰]/rpm) 38[52]/6500
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm) 63[6.4]/4000
燃料タンク容量(ℓ) 27(レギュラー)
トランスミッション形式 CVT
駆動方式 FF
タイヤ・サイズ 155/65R14
最小回転半径(m) 4.4
JC08モード燃費(㎞/ℓ) 35.6
車両本体価格 138万5640円
乗降性
先進安全装備
撮影車両データ
ボディカラー:ノクターンブルーパール ホワイト2トーンルーフ(特別仕様車専用色)オプション装備:スタンダードプラスワイドナビセット〈パナソニック〉(14万994円)/全方位モニター用カメラパッケージ(5万1840円)/特別塗装色(4万3200円)/ETC車載器(2万1816円)/ドライブレコーダー(3万4560円)
ボディカラー
インパネ
前席
一部改良でシート表皮が変更されたが、「モード」は引き続きネイビーの専用ファブリックシートを装備する。室内は人気のハイトクラスほど広いわけではないが、女性の平均身長であれば必要十分だろう。
後席
後席は頭上、膝前ともに十分なクリアランスが取られており、不満のない広さを確保。ルーフライニングはオシャレなキルト調になっている。シートにスライドもリクライニングも装備されないのはちょっと残念。
ラゲッジルーム
後席使用時のフロアは奥行きが狭く、スーツケースのような大型の荷物は積めない。そういう時は後席の背もたれを倒す必要があるが、左右分割で倒せるようになっているので、片方だけでも十分なスペースを確保できる。床下にもちょっとしたボックス収納が備わっているのは便利。
うれしい装備
シートアレンジ
シートアレンジは、後席背もたれを左右分割で倒すか、前席背もたれを後ろ向きに倒すだけのシンプルな構成。左写真のように荷物や乗員に応じたアレンジが可能なほか、右写真のように助手席側に長尺物を積むなど、使い道は多い。
一部改良でシート表皮を変更
バイヤーズガイド
僕のような中年男性が乗るには「これは妻のクルマです」とボディに書いておきたくなるが、メカオタク的にはAGSの「G」を選びたい。一般ユーザーへのお薦めは「S」。最上級の「X」との差は意外と少なく、エアコンがフルオートになってアルミホイールが付き、スピーカーが6個になる程度でしかない。