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スバル 記録は途切れたが北米での販売はまだまだ好調! 新型アウトバックに期待


スバル・オブ・アメリカが発表した2019年9月の北米販売台数は、前年同月比9.4%ダウンの5万1659台だった。8月まで「93ヵ月連続で対前年同月比販売データはプラス」だったが、その記録は9月に途切れてしまった。

北米スバルの販売は相変わらず好調だ

 記録は途切れたとはいえ、これは、販売日数が昨年9月より3日少ないことと供給不足が原因だとスバル・オブ・アメリカは説明している。その証拠に、1-9月の販売台数は昨年同期比プラス4.4%の52万5329台で、市況が悪化しているにもかかわらず好調を維持している。




 もう少し販売状況を分析してみると、新型に切り替わる端境期にあたるレガシィとアウトバックの販売台数が大きく下がったこと。そして、昨年対比でずっと「純増」になっていたアセント(Ascent)が昨年9月から本格販売されていて、今年の9月のアセントの販売台数5319台が純増ではなく、昨年対比マイナス9.2%となったことが大きい。




 モデル末期まで好調な販売を続けきたアウトバックは昨年同月比マイナス12.5%だったが、それでも1万1281台で「67カ月連続で月販1万台超え」という記録を残している。




 好調なのは、フォレスターも同様だ。こちらも74カ月連続で月販1万台超え(2019年9月は1万3421台)。


 スバル・オブ・アメリカ全体でも67カ月連続で月販4万台超えとなっている。




 2020年モデルのアウトバック、レガシィが店頭に並び始める10月にどんなセールス記録をマークするのか、注目だ。

2019年1-9月 北米での販売台数順にスバルの各モデルを並べてみる

 2019年1-9月 北米での販売台数順にスバルの各モデルを並べてみる。

モデル末期のスバル・アウトバック

2020年モデルのスバル・フォレスター

スバル・クロストレックは日本名XV

3列シートを備える大型SUVのアセント

2019年モデルのスバル・インプレッサ・セダン

こちらは2020年モデルである新型レガシィ

2020年モデルのWRX(日本のWRX S4)

スバルBRZ

 となっている。モデル登場時期を記しておくと・・・


1位:アウトバック 2014年→2019年モデルチェンジ


2位:フォレスター 2018年


3位:クロストレック 2017年


4位:アセント 2018年


5位:インプレッサ 2016年


6位:レガシィ 2014年→2019年モデルチェンジ


7位:WRX /STI 2014年


8位:BRZ 2012年




 となる(販売時期は少し異なる場合がある)。アウトバックの強さは驚異的だが、それ以外を見てみるとWRXとBRZには大幅なモデル改良(フルモデルチェンジ)の必要性が見て取れる。

スバルの大黒柱となるはずの新型アウトバック

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