先日、官公庁の入札情報から、国道7号線下り、秋田県秋田市浜田に設置されているオービスが近いうちに撤去されるということを予言したが、この9月、取材班が実際に現地に赴き撤去を確認した。これで、かつては旧R型王国と言われていた秋田県の一般道に設置されているレーダー式オービスは、あとわずか2機に!
全国の一般道からレーダー式が消えるまで、あと8機!
☆撤去オービスDATA
場所:秋田県秋田市浜田
道路:国道7号線
方向:下り
機種:R型
キロポスト:-
速度測定方式:レーダー式
制限速度:60km/h
日本海沿いを走る国道7号線を、秋田市内方面から酒田市方面へ向かう途中、大森山公園横で下り線を狙っていたレーダー式オービスが、予想通り姿を消した。これで、全国の一般道に設置されているレーダー式オービスは、わずか8機に! ちなみに、秋田県(警)による撤去工事委託の入札公示では工期が「令和元年9月30日まで」となっていたが、まさに予定通りに撤去工事が行われたということだ。
これで秋田県内に設置されている固定式オービスは、一般道に旧型レーダー式が2機とHシステムが4機、高速道路にレーダー式が2機、ループコイル式が1機の計9機となったが、内2機は完全にダミー化されでいるので、実質的には7機。そのラインナップを見れば、このままではそれほど遠くない将来に、固定式オービスがゼロになる可能性が高い。果たして新旧交代はあるのか?
ただし、秋田県はかなり早い時期から可搬式移動オービスを導入し、生活道路のみならず、幹線道路でもひっきりなしに取り締まりを行っている模様。果たして、固定式オービスの大幅戦力ダウンを十分にカバーできるのか、興味津々だ。