BMWアルピナは9月10日に開幕したフランクフルトモーターショーで、新型「B3ツーリング」を初公開した。
456ps/700Nmを発揮する3.0L直6ツインターボを搭載
新型3シリーズ・ツーリングをベースに開発されたB3ツーリングには、456psと700Nmを発揮する3.0L直列6気筒ツインターボエンジンを搭載。ZFと共同開発された8速スポーツATを組み合わせて四輪を駆動する。
アイバッハ製スプリングや大型スタビライザーを組み合わせるアルピナ・スポーツサスペンション、そして可変スポーツステアリングによって、優れたロードホールディング性やハンドリング、卓越した俊敏性を発揮する。リヤアクスルには電子制御式リミテッドスリップディファレンシャルが備わり、コーナリングでの確かなパフォーマンスに寄与する。
ブレーキシステムはフロント用に395mm径のディスクに4ピストンキャリパーを、リヤ用には345mm径のディスクにフローティングキャリパーを採用。ブレーキキャリパーにはブルーのペイントで「ALPINA」が表示される。
ホイールは19インチの「アルピナ・ダイナミック」を標準装備。タイヤサイズはフロントが255/35ZR19、リヤが265/35ZR19だ。ホイールはオプションでマルチスポークデザインの20インチ「アルピナ・クラシック」が選択可能となっている。
エクステリアでは、大型エアインテークやエプロンを備えたフロントバンパーが、インテリアではスポーツレザーステアリングホイールがBMWアルピナを感じさせる。メーターパネルのデジタルディスプレイはアルピナ専用デザインだ。
装備面ではパーキングアシスタンスをはじめとする運転支援システムが標準装備され、さらに高レベルのシステム「ドライビング・アシスタント・プロフェッショナル」をオプションで用意している。そのほか、ナビゲーションを含むインフォテイメントシステムは標準装備だ。