実際に東京から茨城県の常陸大宮市までキャンピングカーで出掛け、手軽なキャンプと、移動中のドライブを楽しんできましたので、実体験に基づいて記事を書きたいと思います。アウトドア好き、写真好き、登山好き、お祭り好き、ドライブ好き、車好きから少し周辺へジャンルを広げて、メンバーを募ってお出かけしてきました。
渋滞でも大丈夫! 車内の楽しみ方・あると便利なグッズ
グループ皆で楽しめるよう、今回持って行って良かったグッズや、車内の楽しい過ごし方をご紹介します!
もちろん、オーディオはキャンピングカーに装備されていますが、今回、持ち込みのスピーカーが役に立ちました。Bluetoothでスマホと繋げるタイプのスピーカーです。
車載のオーディオの場合、選曲は助手席に座った人の役割になってしまいますが、持ち込みのスピーカーだと後部座席でワイワイ話しながら、流したい曲を選べて楽しかったです。
気分はDJ! この日はキマグレンのLIFEやゆずの夏色などを流しながら、「夏休み」気分を盛り上げて目的地に向かうことが出来ました。
今回は、4台分充電することが出来るバッテリーを持って行きました。グループで移動する場合、スマホの充電のためにコンセントの奪い合いなんて事態は避けたいもの。
もちろん、キャンピングカーにコンセントは装備されていますが、数が限られていますので、バッテリーを持ち込むことをオススメします。
当然ですが車載のコンセントはクルマのバッテリーが電源になっています。夏場はエアコンや、夜間になれば車内灯やヘッドライトなどでバッテリーを消費しがち。少しでも車載バッテリーを節約するためにも、バッテリーは持ち込んだ方が良いと思います。
✍オススメポイント
バッテリーを持ち込んだことで、スマホの電池切れの心配がなかった。
スピーカーを持ち込んだことで、皆でワイワイ選曲して盛り上がった。
快適に車内を利用する方法
実際にキャンピングカーを利用してみて、「ここが良かった」「もっとこうすればよかった」という反省を元に、車内をグループで快適に過ごす方法をご紹介したいと思います。
グループで移動する場合、荷物が多くなることは必至。その辺に置いて散らかして、周りを不快にすることがないよう、お互いに気をつけたいものです。
今回は大きな荷物はまとめて物入れに収納しておきました。必要な時に都度取り出してまたしまう……その繰り返しです。
ラックにはハンガーが付いているので、上着などはクローゼットの様に掛けて収納することが出来ますが、今回はあまり活用することはありませんでした。
したがって上部がデッドスペースに! この空間を上手く使えるともっと快適だったと思います。100均でS字フックとか買って来て、吊るして収納出来ると良かったかな。
✍オススメポイント
荷物は収納スペースにひとまとめにしておく。
S字フックなどの吊るせる収納グッズがあるとなおよい。
今回は初日の夜にお祭りに行ったのですが、せっかくのお祭りですから浴衣を着て出掛けたいですよね。ものは試しと、キャンピングカー車内で浴衣に着替えてみることにしました!
因みに今回は男女混合のグループでしたので、男性陣には着替えている間、外に出て貰うか、もしくは運転席&助手席に座って貰い、カーテンで仕切って目隠しする方法もあります。
浴衣に着替えるには十分な広さ! 広さは問題なかったのですが、鏡が無いのが不便でした。帯はちゃんと結べているのか?おはしょりはちゃんと作れているか? 着付けの際に気になるポイントを確認するのには鏡があると便利。
今回は女子2名で着替えをしましたので、お互いに帯の結び方や襟合わせなどを確認し合い、何とか着替えることに成功。そして、浴衣を着るって意外と重労働なので、車内のエアコンは強めにしておくと良いと思います! 今回は着替え終わったたら汗だくでした~(笑)。
✍オススメポイント
大き目の鏡を持ってくると良い
着替える前にエアコンを強めに掛けて車内を冷やしておく
キャンピングカーは後部座席が揺れやすいのですが、特に進行方向と逆側に座っている人が、どうしても酔いやすくなってしまいます。高速道路や、都内はまだ良いのですが、茨城県に入って山道や峠越えをする際はかなり車が揺れる!
乗り比べてみて分かったのですが、助手席&運転席と後部座席では揺れ方が違います。どうしても後部座席は揺れやすいので、車酔いしやすい人は酔い止めを持っていくことをおススメします。
また、定期的に座席をローテーションしていくのが、車酔いを防ぐためにも良いと思います。何より楽しいですしね♪
それでもダメなら無理せず休憩しましょう。車を停めてベッドで横になるのが一番。
また、今回設定したルールですが、「トイレ休憩(車を停める)毎に、席替えする」というもの。特に助手席と運転席の二人が孤立してしまいがちなので、定期的にローテーションすることでコミュニケーションも促すことが出来ます。
✍おススメポイント
進行方向と逆の席に注意!定期的に座席はローテーションして車酔いを防ごう
それでもダメなときは無理せず、車を停めて横になろう
こんな時はここに行け! SA&道の駅利用法
今回立ち寄ったサービスエリアと道の駅をご紹介します。ドライブ中に上手く活用しましょう。
今回は、首都高から常磐道を経て、茨城県常盤大宮市を目指しました。途中で立ち寄ったのは「常磐道 パサール守谷下り線」。こちらはなんと一般道からも立ち寄ることが出来るSAです。トイレもキレイでコンビニも完備。地元のグルメやお土産なども充実していますので、ついつい長居したくなってしまいます。もちろん、給油も出来ますのでガソリンはこまめに給油しておきましょう。
トイレや水道がが使える場所でぜひやっておきたいのが、給水タンクへの給水です。キャンピングカーのキッチンでは水が使えるようになっていますが、当然ながら上下水道が繋がっているわけではありません(笑)。
今回は、キャンピングカーのキッチンで食事を作りたかったので、水を汲んでも問題ないこちらのSAで給水タンクに水を汲んで貯めておきました。
タンクは石油用のポリタンクとそっくり! フタにホースが通された簡単な構造ですので、フタを回せば外れます。フタを外してからタンクを取り出し、水を汲めばOK。女性でも十分対応可能ですが、男手があればお願いしちゃいましょう!
常磐道を降り、まず我々が向かったのは常陸大宮市の道の駅「かわプラザ」。広々とした空間で、建物の裏手には久慈川の清流が流れているので、川辺に降りて水遊びをすることも可能! 穏やかな水面と緑に癒される~。とても気持ちよく過ごすことが出来ます。
今回は、こちらの道の駅で食材を調達しました。地場産の野菜、ハム、パン、卵。ほとんどの材料をこちらの道の駅で揃えることが出来ました!
とにかく、「道の駅に行けばなんでも揃う」! こう考えて間違いないと思います。主婦の方なら、買い物するだけで楽しいですね。
道の駅で買った地元食材で料理をしてみた!
初日の宿泊場所はオートキャンプ場を利用。テントを張ったりバンガローを利用することも出来ますが、今回は利用せず、キャンピングカーの中でほとんどの時間を過ごしました。便利だったのは、コインシャワーと、トイレ、そして水場があること。顔も洗えますし、食材を洗ったり切ったりといった作業は、洗い場ですることができます。
キャンピングカーのキッチンでは水を使うことが出来ますが、どうしても狭いのと水量が一般家庭と同等には多くないため、洗い場を利用すると便利。特に今回はそのまま生で食べることを想定した野菜を多く購入したため、生野菜をしっかり洗うには洗い場を使うのが便利です。
今回は、ホットサンドメーカーをあらかじめ持っていきましたので、野菜やハム、ゆで卵などの具材を挟んで焼けば完成!
因みに、ホットサンドメーカーは電気で動いているのですが、当然キャンピングカーは停車中。これではバッテリーがなくなってしまいますね。
今回はオートキャンプ場のバンガローからコンセントをお借りして充電をさせてもらいましたので、バッテリー残量を気にする必要はありませんでした。
今回特に美味しかったのは、卵! ゆで卵にするのが勿体ない鮮度でした。黄身が白っぽい色をしているのが特徴。平飼いでのびのび育てられた鶏が生んだ有精卵です。
お祭りに参加して地元の方と触れ合おう!
今回キャンピングカーで出掛けるにあたり、せっかくなので日程をお祭りの日に合わせてみました!参加したお祭りは、夏祭り祇園祭(常陸大宮裸祭り)です。こちらはふんどし姿の男性がお神輿を担いで練り歩きをするというワイルドなお祭り!
もちろん、裸男たちがわっしょいしている側には、屋台が立ち並んでいます。大きすぎず、小さすぎない規模のお祭りなので、地元の皆さんとの距離が近く、気軽にコミュニケーションを取れるのがうれしい。これは夏の得難い体験になること間違いなしです!
日帰り温泉のレストランなどでグルメも楽しもう
お祭りを楽しんで汗を沢山かいた後は、温泉で汗を流しましょう。今回立ち寄った日帰り温泉施設はコチラ。
お風呂でさっぱりした後は、併設されたレストランで地元食材を使ったグルメを楽しみました。こちらのレストランでは地元産の食材をふんだんに使ったグルメが充実しているので、ぜひ立ち寄ることをおススメします!