8月29日、ダイムラーは6月に発表した新型コンパクトSUV「メルセデス・ベンツGLB」に、初のAMG仕様となる「メルセデスAMG GLB35 4マチック」を設定したことを発表した。
306psの2Lターボ搭載で、0-100km/h加速を5.2秒でこなす
GLB35 4マチックには、306ps/400Nmを発揮する2L直列4気筒ターボを搭載。このエンジンは先ごろ日本導入が発表されたA35 4マチックと同じだ。トランスミッションは8速DCTの「AMGスピードシフトDCT 8G」を組み合わせ、AMG専用チューニングが施された「AMGパフォーマンス4マチック」によって、四輪を駆動。0-100km/h加速タイムは5.2秒と発表された。
エクステリアはAMGモデルを主張するフロントグリルをはじめ、フロントスプリッターやリヤエプロン、ルーフスポイラーが採用され、高性能モデルを主張する。
ブレーキは、フロントに350×34mmのディスクに4ピストンキャリパーを、リヤに330×22mmのディスクにシングルピストンキャリパーを組み合わせる強化版で、シルバーにペイントされるブレーキキャリパーには、ブラックでAMGのレタリングがあしらわれる。ホイールは19インチが標準で、最大21インチまでのサイズをオプションで設定している。
インテリアでは人工皮革「ARTICO」とマイクロファイバー「DINAMICA」を組み合わせる表皮を採用したスポーツシートや、レッドアクセントをあしらうトリムが特徴的。オプションのレザーパッケージでは本革シートが選択できる。キャビンのレイアウトは標準モデルのGLBと同様に、2列5人乗りのほか、3列7人乗りが設定された。
そのほか、新型A/Bクラスなどに採用されている対話型インフォテイメントシステム「MBUX」や、Sクラスと同等レベルの先進運転支援機能が搭載されている。