SKYACTIV-Xエンジン搭載車の発売は12月に延期になったが、マツダ3、いよいよ納車が始まっている。4-7月の販売データから、マツダ3の実像を見てみよう。
まずはボディタイプから
ファストバックもセダンも非常に美しい。通常、欧州では圧倒的にファストバックが人気。北米や中国はセダンの人気が高い。日本はどうか?
7月の販売比率は、
ファストバック:80.8%
セダン:19.2%
となっている。
エンジンの一番人気は2.0ℓガソリンエンジンのSKYACTIV-G2.0
次はエンジンだ。4-7月の累計データによれば
2.0ℓガソリンエンジン(SKYACTIV-G2.0):36%
1.5ℓガソリンエンジン(SKYACTIV-G1.5):32%
1.8ℓディーゼルエンジン(SKYACTIV-D1.8):32%
である。7月単月では
2.0ℓガソリンエンジン(SKYACTIV-G2.0):41%
1.5ℓガソリンエンジン(SKYACTIV-G1.5):34%
1.8ℓディーゼルエンジン(SKYACTIV-D1.8):25%
だったという。ということは、受注の最初期はディーゼルが人気だったということだろう。とはいえ、販売のメインは2.0ℓガソリンエンジンでなのは間違いない。
人気のカラーは?
予想通り、もっとも人気が高いのは
ソウルレッドクリスタルメタリック:約25%
次が
ポリメタルグレーメタリック:約20%
マシングレープレミアムメタリック:約15%
で残りの40%を
ソニックシルバーメタリック
ジェットブラックマイカ
ディープブルークリスタルマイカ
スノーフレイクホワイトパール
チタニウムブラッシュマイカ
がほぼ同率となっている。
ポリメタルグレーメタリックは、ファストバック専用カラーだから、ファストバックに限っていえば、ソウルレッドとポリメタルグレーが人気を二分している、と言えそうだ。
さて、肝心の受注状況は?
マツダ3のライフを通じての月間販売台数目標は2000台/月。4-7月の受注台数が約1万6000台というから、目標の2.7倍というところだ。SKYACTIV-Xエンジン搭載グレードの詳細が未発表(価格はわかっているが)なことと、次に控えているCX-30を待っている人もいるだろう。
第7世代商品群のトップバッター、マツダ3の販売動向にはこれからも注目が集まるだろう。