8月29日、FCAジャパンはコンパクトSUVの「コンパス」に、限定車「コンパス・トレイルホーク」を設定し、9月7日より発売すると発表した。発売台数は限定152台で、消費税8%込みの車両価格は413万6400円だ。
悪路走破性を高める「セレクテレイン」4×4システムを搭載
コンパス・トレイルホークは、高いオフロード性能を誇るジープのなかでも、過酷なトレイルで一定の性能試験をパスしたモデルだけに与えられる「Trail Rated」バッジを備えた、コンパスでは唯一のモデル。
専用装備される4×4システム「セレクテレインシステム」は、路面状況に合わせて「オート」、「スノー」、「サンド」、「マッド」の4つの走行モードを設定。オフロードでの低速走行で威力を発揮するローギヤを組み合わせ、急な登坂や岩場など、大きな駆動力を要する場面でも、安定した走破性を実現する。パワートレインは175psと229Nmを発揮する2.4ℓ直列4気筒エンジンと9速ATの組み合わせだ。
エクステリアには、マットブラックのボンネットデカールやブラックルーフを採用したほか、ボディの随所にダークグレーやレッドのアクセントがあしらわれる。また、走行時にフロントサスペンションやトランスファーケース、フューエルタンクなどのパーツを保護するスキッドプレートが装着されるのもこのモデルの特徴だ。アルミホイールは17インチの専用デザインだ。
ボディカラーはモハべサンド・クリアコート(限定80台)とブリリアントブラッククリスタル・クリアコート(限定72台)の2色を設定。なお、とブリリアントブラッククリスタル・クリアコートのボディを選択した場合、ルーフはボディ同色(パールコート塗装のブラック)となる。
インテリアでは、TRAILHAWKのロゴを表示するレザー/ファブリックシートや、レッドステッチ入りアクセントといった特別装備に加えて、汚れたものを収納するときに便利なリバーシブルカーゴフロアやラバーフロアマットなど、アウトドアシーンでの利便性を高めるアイテムも盛り込まれている。
そのほか機能装備として、ハイキセノンヘッドライトやクラッシュミティゲーション(衝突被害軽減ブレーキ)付き前面衝突警報、「LaneSense」車線逸脱警報プラス、ブラインドスポットモニター、「Parkview」リヤバックカメラなど、カタログモデルの上級グレード「リミテッド」に匹敵するアイテムが採用されている。