ヨコハマからSUVやピックアップトラックに向けた新カテゴリーのタイヤがデビュー。オフロード感あふれるルックスながらさまざまな路面に対応し、優れた快適性や環境性能も備えている。
REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)
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ジオランダー X-AT……オープン価格
SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「ジオランダー」から、オンロード走行がメインながらもオフロードチューニングやドレスアップを楽しむユーザーに向けたモデルが登場。
オフロード感あふれる個性的なルックスと優れたオフロード性能を実現しているが、オンロードでの快適性や環境性能も両立。同社のオールテレーンタイヤ「ジオランダーA/T G015」とマッドテレーンタイヤ「ジオランダーM/T G003」の中間に位置する新カテゴリー商品となっている。
デザイン面では特徴的なブロックを組み合わせたアグレッシブパターンを採用。さらにトレッドデザインをサイドウォール上部まで伸長させて存在感を高めるととともに、タイヤ両側のサイド部でそれぞれ異なるデザインを採用して好きなデザインを車両外側に装着できる。
性能面ではトレッドに施したサイプと細溝のコンビネーションがウェット路面や滑りやすいオフロード路面で高いトラクション性能を発揮。加えてショルダー部の横溝とセンター側の縦溝に配したストーンインジェクターが泥や石噛みによるダメージを緩和する。
コンパウンドにはトリプルポリマーを採用し、耐摩耗性能と耐カットチッピング性能を確保。接地性の高いワイドトレッドデザインや高剛性3プライ構造などにより操縦安定性や耐サイドカット性能も高められている。
サイズ展開は33×12.50R20 LT 114Q~LT265/75R16 123/120Qの10種類で、いずれも2019年9月より発売する。