ブレーキパッドやキャリパーを販売するアクレでは、絶版車でも純正ローターからサイズを割り出して製造してくれるサービスを開始した。最小生産ロットは20枚(10台分)からだ。
純正ブレーキローターの生産がすでに終わってしまったなど、入手が難しくなった絶版車に向けてアクレが始めたのが、オーダーメイドローターの生産。
現在使っている純正ローターからサイズを割り出して製造してくれるうえ、最小ロットは20枚(10台分)で対応してくれるのもポイント。これまでは最小ロットが100枚からが一般的だったため画期的といえる。
その上、ビッグローターやインセットの変更、スリットの有無も可能となっているので、ショップオリジナルやクラブオリジナルのブレーキローターをつくってもらうことも可能だ。
素材は純正ローターにも数多く採用されているFC250材。ベンチレーテッドディスクの内部フィンはストレートタイプとしているため、純正ローターよりも放熱効果が高いのも特徴となっている。
国内生産で、納期は最短1か月ほど。旧車には正にネオクラシックといえる画期的なシステムだ。