ルノー・スポールが開発を手掛けたサスペンションや、後輪操舵システムの「4コントロール」など、さまざまな独自技術が盛り込まれている新型メガーヌ。その詳細をチェックしていこう。
TEXT●安藤 眞(ANDO Makoto)
ボディタイプは2種類
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新型メガーヌは5ドア・ハッチバックとステーションワゴンの2バリエーションを設定。写真を並べて見比べると、Bピラーより後方、リヤオーバーハングまでの長さや造形が異なるのが、よくわかる。
広い室内空間
M5M型エンジンは ジェネレーション2へ進化
M5M型1.6ℓ直4ターボエンジン
排気量:1618㏄
ボア×ストローク:79.7×81.1㎜
最高出力:151kW(205㎰)/6000rpm
最大トルク:280Nm(28.6㎏m)/2400rpm
H5F型1.2ℓ直4ターボエンジン
排気量:1197㏄
ボア×ストローク:72.2×73.1㎜
最高出力:97kW(132㎰)/5500rpm
最大トルク:205Nm(20.9㎏m)/2000rpm
7速DCTを採用
卓越したシャシー性能
ルノー・スポールが開発
GTの前後サスペンション
「GT」と「GT-Line」のサスペンションは形式と基本構造は共通。だが、細かな部分に違いがあり、ブレーキディスクも「GT」のほうがフロントφ320㎜、リヤφ290㎜と「GT-Line」より30㎜大径だ。
後輪操舵の4コントロールシステムを採用
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4コントロールの電動アクチュエーター
GTラインのリヤサスペンション
GTのロワリンクは鍛造製