スーパー耐久で高い実績をもつイングスのエアロパーツ。デモカーの86は吸排気+ECUチューンのみながら、エアロパーツの空力効果により、各サーキットで好タイムを記録している。ここでは、エアロパーツ装着の有無により、どのように操縦性やタイムが変わるか試す。第1回目はガーニーフラップの効果を検証した。
Test1 まずはフルエアロでアタック
Test1 フルエアロ&ガーニーフラップ付きでアタック
ラップタイム 2'25.378
最高速 201.78km/h
Test2 この状態からガーニーフラップを外してみると
Test2 GTウイングからガーニーフラップを外した状態
ラップタイム 2'25.636
最高速 203.18km/h
総じて、ダウンフォースを強化すると挙動は安定して、コーナリングでのボトムスピードは高まる。その一方で、強化したダウンフォースは抵抗となり、最高速が僅かだが落ちる傾向。
とはいえ、連続するコーナーではダウンフォースにより区間タイムがアップして、ラップタイムが向上することが判明した。
Test3として、「GTウイングの角度をありえないくらい立てると、抵抗になって最高速はものすごく落ちるのか?」を実証する。次回の掲載も楽しみにしてほしい。
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