ジャパンアベニューのドライブレコーダー「GT65」は世界販売台数累計1万台を突破し、ネット通販サイトでは8週間連続1位を獲得しているという隠れた人気モデルだ。
REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki) PHOTO●澤田和久(SAWADA Kazuhisa)
ジャパンアベニュー GT65……1万9980円
■使ってわかった3つのポイント
・業界トップレベルの高精細映像
・スタンダードクラス並みの低価格
・スマホで快適にコントロール
まず驚かされるのが同社のダイレクト販売サイトの割引価格が1万2800円ということ。同程度のスペックを持つ国産メジャーブランドの製品に比べて1万円程度も安く手に入れられる。
本体はスリム&コンパクト(73×15×62mm)でGPS、Gセンサー、Wi-Fiまで搭載されている。ブラケットは吸盤式のため複数のクルマで使いまわしたりレンタカーや会社のクルマなどにも手軽に装着できるが、数カ月に1度は吸着力の確認をしておいたほうが良いだろう。
機能面でいちばんの特徴となるのは業界トップクラスといえるほどの高画質。400万画素CMOSセンサーによってフルHD画質の2倍となる2880×2160の超高解像度を実現。上の写真を見てわかるように記録映像には圧倒的なクオリティの高さを感じられる。きわめてシャープな画像は拡大をしてもクッキリしていて、事故の際に利用する証拠としては抜群に能力が高い。当然、ドライブ先の美しい風景を残すビデオカメラとしても最適だ。
操作は画面表示と下に並ぶ5つのキーで行える。各キーには文字が彫られているだけなので逆光時や夜間に見にくいのが残念。また、2.4型の背面ディスプレイの画質は標準的だが、記録映像や撮影中の映像が左右を圧縮した4:3比率の状態で表示されてやや見にくい。とはいえ、Wi-Fiを搭載するため専用アプリをインストールしたスマホでのワイヤレス再生&操作が可能なので、こちらを利用すれば快適。操作もわかりやすい。
パソコン向けの専用のビュワーソフトはWindows用、Mac用がそれぞれ用意され、記録映像とともにGPSやGセンサーの映像が確認できる。映像のみであれば汎用動画ソフトによる再生も可能だ。
■GPS:搭載
■Gセンサー:搭載
■ディスプレイサイズ:2.4型
■最大記録解像度:2880×2160
■最大記録画角:対角150°