3月22日(金)に開幕した東京モーターサイクルショー2019で、東京での初めてのお披露目(ジャパンプレミアは一週間前の大阪モーターサイクルショー)となった新型スズキ・カタナだが、会場には早くもそのカスタマイズパーツが数多く展示されていた。そのなかでも最も注目を集めていたのが、ヨシムラのスリップオンマフラーだ。前衛的スタイルがウリのカタナだけに、モダンなデザインのマフラーかと思いきや……。
オーセンティックなデザインが見事にマッチング
初代と同様、斬新で前衛的なデザインをまとって登場した新生スズキ・カタナ。ストリートファイターであるGSX-S1000をベースとしていることもあり、当然ながらヨシムラのマフラーも先進的デザインの「R−11」をカタナ用にフィッティングしてくるかと思いきや……今回お披露目されたのは、絶妙なカーブを描くシルエットが印象的なクラシックテイストのマフラーだった。
「チタン サイクロン」と名付けられたスリップオン・マフラーで、チタン製テールパイプとアルミニウム製竿連サーを組み合わせたもの。参考出品ということで、今のところそれ以上の詳しいインフォメーションはないが、見る限りはかなりの完成度で、市販化までそう時間は掛からないだろう。
性能や品質の高さもさることながら、意欲的なデザインも大きな魅力のヨシムラ。しかも歴史的につながりの深いスズキ車ということもあって、カタナ用にすばらしく美しいマフラーを用意してきた。果たしてどんなサウンドを聴かせてくれるのか? そちらも楽しみでならない。