昨年春、国道19号線の木曽町日義と南木曽町田立でLHシステムが新設されたが、なんと、どちらも既設のHシステムは撤去されずに、ユニットに「運用停止中」というカバーがかけられただけで放置されていたのだ(しかも事前警告板までW状態)。あれから約1年、一体、どうなったのか、まずは木曽町日義の状況を現地で検証してみた。
2機のHシステムを一機に撤去!
☆撤去オービスDATA
1.
場所:長野県木曽郡木曽町日義
道路:国道19号
方向:南行き
機種:Hシステム
速度計測方法:レーダー式
制限速度:50km/h
2.
場所:長野県木曽郡木曽町日義
道路:国道19号
方向:北行き
機種:Hシステム
速度計測方法:レーダー式
制限速度:50km/h
長野県のオービス銀座とも言える国道19号線の木曽町日義エリア。昨年の春時点では、南行きに新設LHシステムと、その後方に「運用停止中」の既設Hシステム。北行きにはバリバリ現役のHシステムが設置されているという摩訶不思議な状況となっていた。。南行きに関しては、既設の事前警告板2枚(H用)に、さらにLHの2枚が混在し、まさにカオス!としか言い様がなかったのだ。しかし、この3月の現地調査では、南行きのHだけではなく、北行きのHも、それぞれの警告板と共に、きれいさっぱり姿を消していたのだ。
このちぐはぐな所業は、長野県のオービス撤去予算の問題なのか、あるいは南行きと北行きのHのメンテナンス期間のずれなのかは定かではない。しかし、とにかくこれで日義のオービスは南行きLHの1機に落ち着いたというわけだ。ただし、今後、北行きにもLHが新設される可能性はないとは言えない。さらに、長野県は可搬式移動オービス導入県でもあるのだ。これからの季節国道19号は積雪と凍結の恐れも減ってスピードをあげてしまいがちな快適な国道。くれぐれもスピード違反い要注意だ!