フォルクスワーゲンの新世代SUV、T-Rocに、走りを象徴するモデル”R"が加わった。専用パーツを与えられた迫力のルックスに、300ps、400Nmを発揮する2.0L直4TSIを組み合わせた、プレミアムなクロスオーバーモデルだ。
フォルクスワーゲンのコンパクトSUV、T-Rocに高性能バージョンのT-Roc Rが追加され、ジュネーブ・ショーのフォルクスワーゲン・ブースに展示された。
エクステリアは左右に大きなダクトを開けた専用バンパーが高性能を主張。標準モデルとは異なり縦型に配置されたデイタイムライトがスポーティだ。ホイールアーチもやや幅広となり、安定感と迫力をアップ。リヤは左右4本出しのマフラーや専用ディフューザーが奢られている。ホイールは18インチだが、オプションで19インチサイズを選ぶこともできる。
他にもマットクロームのドアミラーカバーやルーフスポイラー、ドアのスキッドプレート、Rロゴ入り対向キャリパーによる17インチブレーキなど、高性能にふさわしい専用パーツが装着されている。
エンジンは2L直4TSIで、221kW(300ps)、400Nmを発揮。ドライビングモードにはレースモードやローンチコントロールも組み込まれ、7速DSGを介して4輪を駆動。0-100km/h加速は4.9秒、最高速度は250km/h(リミッター作動)に達するという。また専用のスポーツサスペンションも装着されており、標準装備のプログレッシブステアリングも相まってスポーティなハンドリングを実現している。
もうすぐ日本にも導入予定のT-Roc。人気のコンパクトSUV市場に与えるインパクトはかなり大きそうだ。