アヴェンタドールの最新モデル、SVJのロードスターが仲間入りすることになった。あえて手動のルーフにこだわり、重量増はクーペに対してわずか50kgで収まっている。
770ps、720Nmという6.5LのV12NAエンジンをミッドに搭載するランボルギーニのフラッグシップ、アヴェンタドールSVJ。あの伝説の「J(イオタ)」の名を冠するこのスーパースポーツに、オープンボディが加わった。
オープン化の手法はアヴェンタドールSロードスターと基本的に同じだ。ルーフから後ろの部分はデザインが変更されており、エンジン上部はフラットな形状となる。そして電動で開閉する小さなリヤウインドウが新たに設けられるのもトピック。走行中にここを開ければ、クローズド状態でもV12サウンドをより楽しむことができる。
ルーフは左右2分割式で、電動ではなく手動式のためクルマを降りて作業しなければいけないが、操作は簡単。しかもルーフはカーボン製のため非常に軽い。外したルーフはフロントボンネット内にきれいに収まるようになっている。しかしこの状態ではフロントに他の荷物を積む余裕はほぼなくなる。
オープン化によって重量は50kg増えるが、それでも1575kgに収まっており、パワーウエイトレシオはわずか2.05kg/ps。0-100km/h加速は2.9秒、0-200km/h加速は8.8秒、最高速度は350km/をマークするという。