高速道路ネットワークの進展を踏まえ、サービスエリア等で高速バスの乗り換え環境を整備することにより、利用者の行き先の選択肢の拡大や時間短縮が図られ、観光振興など地域活性化への効果が期待される。こうした高速サービスエリアを活用した乗り換えサービスの普及を促進するため、高速バス乗り換え社会実験事務局は、関越道高坂SAにおいて、長野と成田空港間の高速バス利用を都心(バスタ新宿)経由から、圏央道経由に乗り換える社会実験を3月20日(水)まで実施中だ。
1.実験期間:
平成31年2月21日(木)~3月20日(水)(約1ヶ月間)
2.対象バス路線:
長野 ⇒ 新宿便 (アルピコ交通・京王電鉄バス)の7便
※高坂SAにて、前橋⇒成田空港便(関越交通・千葉交通)に乗り換え
3.乗り換え環境:
ETC2.0データを活用したバスロケーションシステムにより、SA内に設置したデジタルサイネージ及び専用アプリから、逐次乗り換え便の接近状況を確認できる。
4.期待される効果:
長野駅⇒成田空港間の移動時間について、圏央道経由ルートを利用することで、都心(バスタ新宿)経由と比較し、平均約30分程度※の時間短縮を見込む。
※バス事業者が設定する時刻表に基づいた想定
5.利用にあたって:
本社会実験の長野~成田空港間(圏央道経由ルート)のバスを利用する際は「高速バス乗り換え社会実験特設サイト」により、1月21日(月)から予約できる。