スマホのナビアプリをカーナビ代わりに使っている人にぴったりのカーオーディオがカロッツェリアのMVH-7500SC。まるでAV一体型カーナビのような使い勝手を2万円を切るリーズナブルプライスで実現してくれる。
REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)
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カロッツェリア MVH-7500SC……オープン価格
このモデル最大の特徴はスマホと連携すること。もちろん、これまでもスマホと連携するカーオーディオは数多く存在していたわけだが、収録している音楽ファイルの再生やコントロールを行ったり、スマホをリモコン代わりに使用できるという程度にとどまっていた。
だが、このMVH-7500SCではカーオーディオと専用アプリをインストールしたスマホを組み合わせて使用することで、AV一体型ナビのように使えるようになるのだ。
本体はカーオーディオの規格サイズである「1DIN」で、多くの車種に取り付けが可能。フロントパネル部に収納されているクレードルを立ち上げてスマホを固定するとスマートなスタイルでのセッティングができる。スマホを上下のフックに挟み込むので取り付けや取り外しは簡単。iPhone Xs Maxにも対応するというので、ほとんどスマホを取り付けられるはずだ。横位置だけでなく縦位置でも使える。
MVH-7500SCとスマホを連携させるための専用アプリは「Pioneer Smart Sync(無料)」で、iOS、Android OSのどちらにも対応。これをインストールしたスマホでBluetooth接続を行えば使用できるようになる。電源はフロントパネルのUSB端子(カバー付き)から取得OKだ。
セッティングが完了すればスマホには一切触れる必要がなくなる。フロントパネルに装備されている大型のボタンにタッチすることで、ドライブ時に必要なスマホのアプリを瞬時に呼び出せるのだ。利用できるのはカーナビアプリ、オーディオアプリ、メッセージアプリなどで、音声によるコントロールやハンズフリー通話にも対応している。
しかも呼び出すアプリは自分がふだん使い慣れているものを指定できる。たとえばカーナビアプリはGoogle Mapsだけでなく、Yahoo!カーナビやMapFanでもOK。初期設定で簡単に変更が可能だ。
また、スマホの壁紙とMVH-7500SCのイルミカラーが連動。テーマを変更するだけで印象ががらりと変わり、クルマや好みに合わせるなどコーディネートも楽しめるだろう。