
現行ホンダ・シビック(FK7)は、1.5ℓ直4ターボエンジンを搭載する。現在のトレンドに則ったダウンサイジング過給エンジンだ。これを大化けさせるアップグレードターボチャージャーをトラストが今春リリースする。
1.5ℓのダウンサイジングターボを搭載する現在のシビックSi(FK7)は182ps。スポーツドライビングの世界では、320psを発揮するシビック タイプR(FK8)の影に隠れてしまい、チューニングのベース車としてもイマイチ存在感がない感じだけれど(失礼!)、シャシーをはじめ「良い車」であることは確か。タイプRの320psを受け止められるシャシーだけに、そもそもの潜在能力は高いのだ。
とはいえ、シビックSiは「シャシーのほうが速い感」は拭えない。スポーツドライビングには、エンジンとシャシーのバランスが取れているほうが楽しいものなのだが……。

そんなシビックSi向けに、トラストがボルトオン装着が可能なタービンを2019年春にリリースするという。東京オートサロンに展示されていた「シビックSi向けのアッググレードターボチャージャー」は、ノーマルから25〜30%もの出力アップで、なんと250ps超え。これは、かなりのスポーツシビックになるではないか!
「シビック タイプRまでの超高性能版はいらない。でもいまよりももう少しだけ刺激がほしい。それもノーマル然としたままで」というFK7のユーザーには、うってつけのタービンだろう。しかも、AT車、MT車の両方に対応しているのもうれしい。
■トラスト TEL:0479-77-3000 https://www.trust-power.com/