トラブルフリーなクルマが増えたいま、つい“大丈夫”と思っておざなりになりがちな日常点検。免許を取得する際、運行前の日常点検を習ったはずなのに……。そこで、改めて日常点検項目をおさらいしてみる。
2019年GWは10連休に。いまから日常点検の習慣を
点検は15項目。習慣化すれば面倒くささもなくなるはず
ボンネットを開けてエンジンルームのチェックをしよう
エンジンルームのチェック箇所とチェック内容
❶ ブレーキ液の量
ブレーキ液のリザーバータンクを見て、液量が上限ラインと下限ラインとの間にあるかどうかをチェック。
❷ 冷却水の量
ラジエータのそばに付いているリザーバータンクは外側から冷却水が一目で見えるようになっているので、そこで上限ラインまで冷却水が入っていればOK
❸エンジンオイルの量
レベルゲージを抜きとり、付着しているオイルを拭きとってから、ゲージをいっぱいに差し込み、再度抜きとってオイルの量をチェック。同時に、オイルが汚れていないか、劣化していないかもチェックしたい。
❹ バッテリー液の量
車両を揺らして、バッテリの横から液量が規定の範囲(UPPERとLOWERの間)にあるかをチェック。見にくいようなら、バッテリーの反対側からライトを当ててみるのもいいだろう。
❺ウインドウォッシャー液の量
ウインドウォシャー液が空の状態でウォッシャースイッチを入れると、ポンプが破損することも。また、ウォッシャー液がなくなったといって水道水だけで補充すると寒冷時に凍ってしまう場合もある。もちろん緊急時は仕方ないにしても、そのあとは凍結防止となるエタノールを含んでいるウォッシャー液を補充すること。
一年点検を受けてきました〈ルノー・カジャー長期レポートVol.11〉
MFカジャー号(ルノー・カジャー)の一年点検の模様はこちらから