ヨコハマからハイパフォーマンス・クロスオーバーSUVに向けたハイウェイテレーンタイヤが登場。安全性や快適性、経済性を備えながらもM+S(マッド&スノー)規格を獲得した実力モデルだ。
REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)
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ジオランダー X-CV……オープン価格
ジオランダーは横浜ゴムのSUV用タイヤブランド。今回リリースされた「X-CV」は近年増加しているモノコック構造の中・大型輸入車に代表される高速性能と運動性能を重視した、ハイパフォーマンス・クロスオーバーSUVに向けに開発されたものだ。
安全性および経済性では「4本ワイドストレートグルーブ」や「2-3Dコンビネーションサイプ」などを採用した専用開発の非対称パターンと、新開発の「ハイシリカ・コンパウンド」が優れたウェット制動力と耐摩耗性を発揮。
快適性では非対称トレッドパターンに加え、高剛性・高耐久の専用構造が高速走行時の安定性を高め、アクティブな走りを生み出すとともに快適なロングドライブを実現する。
また、トレッドのブロックに施した「5ピッチ・バリエーション」が耳障りなパターンノイズを抑えて静粛性の向上に貢献している。
従来品のPARADA Spec-X(PA02)に比べてウェット制動性能を8%、ウェット操縦安定性を3%向上したほか、ロードノイズを23%、パターンノイズを2%(騒音エネルギー低減率での比較)、転がり抵抗を3%低減しているという。
サイズ展開は255/55R18 109W~275/40R22 108Wの17種類で、2019年4月1日より発売。