1月11日から開幕した東京オートサロン2019。トヨタ東京自動車大学校は4台を出展。そのなかには、日本文化を表現したカスタマイズモデルが鎮座していた。
鎧兜で身を固めた“サムライ”を表現。戦国旗(?)まで備える
一見、度肝を抜かれる佇まいに怯んでしまいそうな迫力。「JPN CAR Ⅱ」と名付けられたカスタムモデルのベース車は、2002年式JCE10W型アルテッツァジータ。“日本の伝統美と文化を楽しめる一台を”ということで作られている。
「外国人に日本文化を伝える一台になればと思います」というのは、中国出身のボディクラフト科3年の樊さん。
エクステリアの大きなテーマは“鎧武者”。そこに“お祭り”“花火”“刺繍された布”など、日本ではお馴染みのものを盛り込み日本文化を表現。
インテリアでは、日本刀の柄がデザインしたインテリアに目に飛び込んでくる。さらに、ダッシュボードのセンター部分には兜まで用意されるという念の入れようだ。
さらに注目ポイントは、ラゲッジスペース。そこには、当時の日本家屋や櫓、花火などがあしらわれたジオラマが。内外装だけでなく、ラゲッジスペースまで“当時の日本”にこだわったアレンジがなされている。
そのほか、トヨタ東京自動車大学校では、“チョイ悪”風にカスタムされたVitzやレストアされた“ダルマGT(TA22型セリカ1600GT)”なども展示されている。