
東京オートサロン2019のエンドレス・ブースでは、Type-Rのリニューアル版「New Type-R」が展示されていた。マニアックなブレーキパッドではあるが、タイムアタックに用いられる玄人好みのアイテムとして、レブスピードでは気にせずにはいられない!
Type-Rは、一部マニアのためのパッドだ。一般的にはMX-72あたりが幅広い層に受け入れられている。Type-Rは正直、鳴きも出るパッド。それでもType-Rでなければならないワケとは?
それは、Type-Rは冷えている一発目の踏みでも、確実な制動力を発揮できるからだ。これは、タイムアタックにおける昨今のタイヤ事情からも支持されるパッドといえる。
タイムアタックでタイムを狙うほど、タイヤは軟らかいコンパウンドを選択することになる。そうなると、アウトラップでタイヤに熱を入れたくない(入れるような走行をしたら計測周でタレてしまう)。となると、ブレーキ自体も適正温度域まで温まめられない。
そこで、Type-Rなのである。適正ローター温度は0〜650℃。タイムアタックでは何ラップも周回しないので、650℃以上の性能は必要ない。それよりも、計測周に入っていきなりブレーキバランスよく、しかも高いコントロール性で制動力を発揮してくれることが重要になる。
そんな特性をもつType-Rがリニューアルされた。生産効率の向上で、価格が以前の2万3000円から2万円にダウン。この「New Type-R」の発売は2019年春ということだ。