GTウイングで圧倒的なシェアを誇るボルテックス。東京オートサロンのブースでもさまざまなウイングを展示していたが、その展示の最前列に置かれていたのが「スワンネック」タイプのGTウイングだ。
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ボルテックスの中嶋代表に話を聞いたところ、この「スワンネック」の始まりは、ヨーロッパのプロトタイプのスポーツカー選手権から来ているとのこと。レースのレギュレーションにより、ウイングのサイズが大幅に規制され、それでも最大限の空力効率を追い求めた結果の形状だという。
実は、ウイングの下部のスペースに、空力効率に大きな影響があるのだ。
さて、GTマシンにも使用されている「スワンネック」だが、チューニングカーにはレギュレーションがないので、空力面でスワンネックにするメリットはほとんどないと中嶋代表はいう。
しかし、常に新しスタイルを取り入れたいモノ好きとしては、この「スワンネック」が気にならないわけがないのだ。