ロードスターにはサーキット向けのグレードとしてNR-Aが用意されるが、そこまではちょっと……という人も多いだろう。そこでマツダが用意したのがロードスター・ドロップヘッドクーペ・コンセプトだ。
走りが信条のマツダ・ロードスター。早朝のワインディングを走らせるのもいいが、本気で走らせるなら、やはりサーキットに持ち込みたいところ。だがサーキットでオープンカーを走らせる場合は、オープン状態ならロールケージを装着することが求められ、ロールケージがない場合はソフトトップをクローズ状態にしなくてはならない。
そこで来年のオートサロン2019でマツダが展示するコンセプトカーが、「週末の大人の趣味」に相応しい、気軽にサーキット走行が楽しめるロードスターだという。
剛性を高めるディタッチャブルハードトップや、エアロパーツ、LSD、クラッチ、フライホイール、エアクリーナー、RECAROシート、ドアトリムなどなど大人が週末に楽しめる1台となっている。
ディタッチャブルハードトップはサーキット走行時にはロールケージ代わりに剛性アップにつながると主張するが、空力性能も有利だ。2代目に存在したロードスター・クーペも存在感はあったが、今回のコンセプトもなにかしら市販化に結びつけばおもしろい。
MAZDA ROADSTER DROP-HEAD COUPE CONCEPT特別装備
エクステリア
ディタッチャブルハードトップ(カーボン製)、フロント/サイドアンダースカート、けん引フック、LEDバルブ(ライセンスプレートランプ)、ウインカーバルブ(シルバー)
足回り
16インチアルミホイール(RAYS鍛造)、ホイールナットセット、LSD、クラッチセット、フライホイール、エアクリーナー、強化ブッシュ
インテリア
RECAROシート、ドアトリム、デコレーションパネル、センターコンソールリッド、パーキングブレーキ/シフトブーツ、アルミペダルセット、フロアマット(プレミアム)