2013年に登場したコンパクトSUV、マカンは今や兄貴分となるカイエンを超えるポルシェの屋台骨として君臨している。なにしろ17年末までに累計販売台数は31万8000台に達し、ポルシェの世界販売台数では6割以上(2017年)がマカンとカイエンで占められているのだ。
今回日本に上陸したマイナーチェンジ版マカンは最高出力252psと最大トルク370Nmを発生する2.0ℓ直列4気筒ターボエンジンに7速PDKを組み合わせるベーシックグレード。だが、最新型らしく最新の運転支援システムが装備されている。追従クルーズコントロールは標準装備で、それ以外にも歩行者まで検知する自動ブレーキや、車線変更時の左右後方死角の車両を検知してドライバーに警告するブラインドスポットアシストやレーンキープアシストも備わる。
価格は699万円になる。すでに予約は受け付けているが、発売開始は19年夏を予定している。ファーストロットは装備内容を充実させたファーストエディション(889万2000円〜932万6000円)とシュポルトエディション(916万4000円〜959万8000円)がラインナップされる。ドイツ本国ではすでに3.0ℓV6ターボを搭載するマカンSも発表されているが、日本への上陸はもう少し先になるだろう。