参加車両の走行シーンをお届けしていた前回とは趣を変えて、ここではSS1/32mile台湾大会の会場の模様をどーぞ。
日本の大会はバイク1台につき、1日5〜6回のアタックを行うのが一般的だが、台湾大会は3回のみ。日本では、1走行ごとに駆動系を分解したり、キャブレターのジェットの番手を変えたりというのがおなじみの光景だが、台湾ではあまり現場ではセッティング等は行わないようである。
そして台湾大会では、”賞金”の存在も欠かすことのできない存在だ。賞金総額は50万元(1元=約3.8円)、世界記録を更新すると9万元の賞金が得られるというのだから、ライダー達の鼻息が荒くなるのも頷ける。
そんな本気モードの一方で、パーツメーカーによるブース出展に加えて、パドックにはドリップコーヒーやおでんといったケータリングも充実。バイク好きからちびっ子まで和気藹々と楽しめる雰囲気だった。