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「JR東日本管内のBRTにおけるバス自動運転の技術実証」の実施について


東日本旅客鉄道(JR東日本)、先進モビリティ、愛知製鋼、京セラ、ソフトバンク、日本信号および日本電気(NEC)は、JR東日本が主催するモビリティ変革コンソーシアムにおいて、「JR東日本管内のBRT*におけるバス自動運転の技術実証」を実施する。JR東日本管内の大船渡線BRTにおいて、BRT専用道を用いて、車線維持制御実験、速度制御実験、正着制御実験、交互通行実験などを行うことで、バスの自動運転の技術実証を行う。

 検証技術の概要は以下のとおり。




(1)車線維持制御実験および速度制御実験


・BRT専用道上に設置した機器(磁気マーカ)の情報を高感度磁気センサ(MIセンサ)で読み取り、自車位置を正確に特定することで、専用道上を円滑に走行する実験を行う。


・車両のアクセルとブレーキを自動制御し、BRT専用道上を最高40km/hで走行し、決められた位置でスムーズに停止する実験を行う。

車線維持制御実験および速度制御実験

(2)正着制御実験


・磁気マーカの情報を読み取り、自動でBRT駅のホームに寄せて停止する実験を行う。

正着制御実験

(3)無線を用いた信号制御による交互通行実験


・車両の位置情報を無線でやりとりすることで、車両1台分の幅のBRT専用道を、自動運転バスと対向車両とが交互に通行するための実験を行う。




(4)その他


 上記の実験に加え、QZSS(みちびき)*などによる自動運転バス位置情報の測定実験や、無線機の電波到達距離の検証実験なども実施する。

無線を用いた信号制御による交互通行実験

実験場所:大船渡線BRT竹駒駅周辺(岩手県陸前高田市竹駒町)


実証実験期間:2018年12月12日~2019年3月8日

・上記には、設備の設置・撤去工事などのみを実施する、自動運転バスが走行しない期間も含む。


・自動運転での走行試験はBRT専用道で行い、それ以外の一般道はドライバーが運転する


・今回は技術検証を目的としていることから、一般の方を対象とした試乗会は開催しない。


・2018年12月12日~2019年2月28日の間、大船渡線BRTは竹駒駅前後の専用道を走行せず、一般道へ迂回運行。竹駒駅ののりばが変わりますのでご注意ください。(下図参照) 。


・竹駒駅の待合室とトイレは利用可。


※BRT専用道へは絶対に立ち入らないようお願いいたします。

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