ブランドや車種の個性が表れるのは、デザインやメカニズムだけとは限らない。例えば、収納スペースもそのひとつ。ユーザーが少しでも使いやすいように創意工夫が凝らされている。そのこだわりをチェックしてみた。
イギリスの高級車の頂点といえば「ロールス・ロイス」、ドイツなら「メルセデス-マイバッハ」と先進国は自国のVIPが乗るクルマを自前で用意できる。もちろん、日本にもある。それが「センチュリー」だ。1967年に初代モデルが登場し、1997年に2代目が登場。そして21年ぶりにフルモデルチェンジを迎えたのが、現行型となる3代目だ。平安時代の屏障具に用いられた面処理技法「几帳面」や七宝文様のグリル、江戸彫金の流れを汲む匠が手掛けた鳳凰エンブレムなど随所に日本の歴史が感じられる。パワートレーンはV8+モーターのハイブリッドのみ。
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すべては後席に座るVIPのために
もちろん室内も日本らしい奥ゆかしさに溢れている。乗員を包み込むように深く沈む後席の周りにはVIPを退屈させないための機能が満載。ドライバーの周りにも必要十分な収納スペースが用意されているのだが、後席のVIPに不快感を抱かせないように、極力目立たないような配置と操作性をつくり込んでいるという。
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