特徴的なクーペフォルムの斬新なデザインが世界に衝撃を与えた初代レンジローバー・イヴォーク。その2代目となる新型モデルがロンドンでお披露目された。新型はマイルド・ハイブリッドやPHEVもラインナップする、さらに革新的なモデルへと進化を遂げていた。
PHOTO◎Jaguar Land Rover Limited
デザインコンシャスなラグジュアリー・コンパクトSUVとして世界各国で人気を博しているレンジローバー・イヴォークの新型がついに公開された。11月22日、ロンドンのクリエィティブな地域であるイーストエンドでアンベールされた新型イヴォークは、基本的なデザインは継承しつつも、特徴的なクーペスタイルのシルエットをより強調したモダンなSUVに仕上がっている。
ヴェラールから採用された格納式のフラッシュドアハンドルや超薄型マトリックスLEDライトが新型イヴォークにも用いられており、これからのレンジローバー・ファミリーのアイコンとして、各モデルにも採用されるのだろう。
室内はまさにモダンラグジュアリーそのものだ。すっきりとしたサーフェースや最高級のマテリアルで丁寧に仕上げたシンプルなラインを組み合わせたデザインとなっており、居心地の良い空間を演出している。インフォテインメントシステムには高速化した最新ソフトウェア搭載のデュアルタッチスクリーン「Touch Pro Duo」を採用。
また、新型イヴォークには車両前方下部に設置したカメラで路面を撮影し、その映像をタッチスクリーン上に映し出す世界初の「クリアサイト・グラウンドビュー」を搭載しているのも特徴だ。まるでボンネットがないかのようにフロント下180°の視覚を確保できるので、市街地での難しい駐車スペースやオフロードなどの障害のある路面を走行するときに便利なシステムだ。