ブランドや車種の個性が表れるのは、デザインやメカニズムだけとは限らない。例えば、収納スペースもそのひとつ。ユーザーが少しでも使いやすいように創意工夫が凝らされている。そのこだわりをチェックしてみた。
2010年に初代モデルが登場し、2012年に2代目がデビュー。現行型は2017年に登場した3代目となる。「インプレッサ」と同じく新プラットフォーム「スバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)」を採用しているが、「XV」は見た目から分かるようにSUVでありアウトドアでの活躍も担う。パワートレーンは1.6Lと2.0Lの水平対向4気筒に加えて、直近の改良で2.0L水平対向4気筒+モーターの「e-BOXER」が加わった。駆動方式は全車4WDで、一部のグレードを除いて「X-MODE」を搭載し、悪路走破性を高めている。もちろん、アイサイトと歩行者保護エアバッグは全車標準装備。
ステッチでアクティブな雰囲気を演出
「XV」のインテリアは基本的に「インプレッサ」と共通。スイッチ類のレイアウトや収納スペースに違いはない。ただし、インパネやシートに入るステッチ(オレンジまたはブルー)がアクティブなキャラクターを感じさせてくれる。