ブランドや車種の個性が表れるのは、デザインやメカニズムだけとは限らない。例えば、収納スペースもそのひとつ。ユーザーが少しでも使いやすいように創意工夫が凝らされている。そのこだわりをチェックしてみた。
「スバル・インプレッサ」は1992年に初代モデルが登場。現行型は2016年に発売された通算で5代目となる。新プラットフォーム「スバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)」を採用することで、クルマの基本的な要素(走る・曲がる・止まる)の大幅な底上げが図られた。そのほかにも、スバルでお馴染みのEyeSightを標準搭載し、歩行者用エアバッグも備えるなど、安全面での妥協は一切ない。エンジンは1.6Lもしくは2.0Lの水平対向4気筒が搭載され、駆動方式はFFまたは4WDとなる。また、ボディタイプには写真の5ドアハッチバックに加えて、セダンの「G4」も用意する。
スッと手に馴染む使いやすさ
ナビ画面のほかに、ダッシュボード上にマルチファンクションディスプレイを設けるなど、運転中の情報把握に優れたコックピットは、さすが航空機メーカーがルーツだからこそ。収納類は欲しい所に必要十分なサイズで配置されている。また、それらの存在が目立たないのもポイント。車内をスッキリと洗練した雰囲気に演出する。