ブランドや車種の個性が表れるのは、デザインやメカニズムだけとは限らない。例えば、収納スペースもそのひとつ。ユーザーが少しでも使いやすいように創意工夫が凝らされている。そのこだわりをチェックしてみた。
“遊べる軽”として登場し、瞬く間に人気を集めた「ハスラー」の兄貴分とも言えるのが「クロスビー」だ。軽自動車の枠から解放された結果、ボディサイズはもちろん、エンジンも1.0L直3ターボ(99ps/15.3kgm)へとパワーアップしている。駆動方式はFFと4WDを用意。4WDには「ハスラー」と同じく、悪路走行に効果的なメカニズムが組み込まれている。
レジャーにも使えるタフさも魅力
スイッチ類をシンプルにまとめた機能的なコックピット。収納類もシンプルで直観的に使いやすく、助手席下に内蔵されたバケツは汚れた靴などを仕舞っておくのにちょうどいい。ちなみに、アウトドアレジャーでの活用も想定していることもあって、上級グレード「HYBRID MZ」のシートには撥水加工が施されている。