2017年のフランクフルト・モーターショーに突如姿を現した和製EVスーパーカー、アスパークOWL(アウル)。今回のパリ・モーターショーでもブースを構えていた。開発は順調なのか? アスパーク社長の吉田真教氏に訊いた。
アスパークは、日本のEVスーパーカーメーカーだ。開発にはイケヤフォーミュラが関係している。2017年のフランクフルト・モーターショーで華々しく登場したアスパークだが、その後どうなっているのだろうか? アスパークは、パリ・モーターショーでもブースを構え、0-100km/h加速1.99秒という驚異的な加速力を持つEVスーパーカー、OWLを展示した。
【フランクフルトモーターショー2017】和製電気スーパーカー、ASPARK OWL、デビュー ブースで、アスパークの吉田真教社長に話を聞いてみた。
──前回のフランクフルト・モーターショーから進化した点を教えてください。
吉田社長 航続距離、最高速度ももっと上げようと持っています。加速についても前回は0-100km/h加速で2秒ギリギリだったものを今回は、1.99秒というクルマに改良しています。
──EVですが、航続距離はどのくらい伸びましたか?
吉田社長 いま調整しているところです。重心の位置だとか、最高速度をどうするか調整しながら徐々に航続距離を伸ばしているところです。いま300kmを超えはじめたかなというところです。そのあたりの開発も並行して行なっています。
──販売はいつ頃になりそうですか?
吉田社長 最初の1台目が2020年の夏を目指している。ということになりそうです。
──開発は順調に進んでいますか? 資金面も大変とは思いますが。
吉田社長 これからいろいろ課題が出てくるとは思いますが、一応スケジュール通りには進んでいます。(OWLの生産は)夢ですから頑張ります。できあがっていく過程は楽しいです。大変ですがやりがいもあります。