2DINサイズボディにDYNABIGスイングディスプレイ/DYNABIGディスプレイを組み合わせることで、なんと350車種以上への取り付けを実現した「ストラーダFシリーズ」が2018年モデルにチェンジ。安全・安心が一段と高められ、誰にでも自信を持ってオススメできる。
REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)
ストラーダ CN-F1XVD……オープン価格
ストラーダ CN-F1DVD…オープン価格
350車種以上に対応する汎用9型大画面モデル
パナソニックのAV一体型ナビ、ストラーダの最上級「Fシリーズ」がモデルチェンジ。10月上旬より発売を開始する。
ラインナップされるのはハイグレード仕様である「CN-F1XDV」とスタンダード仕様である「CN-F1DVD」。どちらもフローティング構造を持つDYNABIGスイングディスプレイ(CN-F1XDV)/DYNABIGディスプレイ(CN-F1DVD)により、一般的なナビの7型画面より約1.7倍も大きな9型大画面ながら国産車350車種以上への装着を実現している。しかも装着車両に合わせて前後チルト調整、奥行き調整(取り付け時のみ)、上下スライド、左右スイング(CN-F1XDVのみ)が行え、最適なフィッティングが可能。ハザードスイッチを隠したりエアコンの吹き出し口を塞いでしまう心配もない。
目玉は安全・安心機能のグレードアップ
従来より好評の「安心運転サポート」機能は「安全・安心運転サポート」機能へと進化。
ゾーン30(生活道路区内で最高速度を30km/hに規制)エリアを地図上に色違いで表示するとともに制限速度を超過すると音声とアイコンで知らせる。また、高速道路の逆走対策も施されており、SA/PAからの発進時に注意喚起をするだけでなく実際の逆走も検知して音声とアイコンで警告を行う。
このほか高度化光ビーコンからの情報を活用した「信号情報活用運転支援システム」にも対応(オプションのETC2.0車載器・CY-ET2500VD接続時)。地図画面上のアイコンによって直近の信号を青信号で通過できることを知らせたり、赤信号に合わせて減速を促す。赤信号から青信号への切り替わりの残り時間まで知らせる。
自車位置表示精度の向上も見逃せない
2018年11月から稼働予定の2機を加えた計3機の準天頂衛星「みちびき」に対応。これにより、みちびきの信号を24時間(従来は8時間)活用でき、ビル街や山間部での測位性能が向上。また、新アルゴリズムの採用により高速道路の入口と近くを並走する一般道の高低差を認識し、一般道と高速道路が上下に敷設されている場所での自車位置の誤表示を防ぐ。
CN-F1XVDだけの魅力的な機能も
CN-F1XVDにはブルーレイディスクの再生機能を搭載。高精細、長時間の映像を業界トップレベルの美しさを誇るブリリアントブラックビジョンで存分に楽しめる。さらにハイレゾ音源の再生に対応し、USBメモリーやSDメモリーカードに収録されたFLAC/WAVファイルの再生が可能。独自のサウンド調整機能「音の匠」や、高音質DAC/カスタムストラーダコンデンサなどを採用した「ストラーダ・サウンドエンジン」も搭載している。
■パナソニック公式ウェブサイト