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R.S.の登場間近! ということで今こそ乗りたいルノー・メガーヌ


ルノーの主力Cセグメントといえばメガーヌである。ニュルブルクリンク北コースでFF最速を争うようなハイパフォーマンスグレード、R.S.の登場を間近に控えて、今さらながら標準グレードを試乗した。

 フランス車らしいどこかとぼけた、しかし洗練されたデザインを感じさせるCセグメントの実用車、メガーヌがフルモデルチェンジしたのはすでに昨年の話だ。


 


 最近スポーツグレードの「R.S.」が導入され、メディアでの露出が賑やかになっているが、その試乗会はMotorFan編集部でも選りすぐりの精鋭が参加することになっており、ここは涙を飲んで、とりあえず日本に導入されたのは1.2ℓターボ(132ps)を搭載する「GTライン」と1.6ℓターボ(205ps)の「GT」という2グレードを試乗してみた。

 いずれも湿式7速DCTが組み合わされる。だが話題はなんといっても、4コントロールシステムという後輪操舵だ。最近ポルシェやフェラーリ、AMGなどスポーツカーでの採用が相次いでいたが、このクラスでは世界初となる装備である。

 試乗すると最初の交差点で驚いた。よく曲がるのだ。低速域は逆位相に2.7度、60km/h以上(スポーツモードでは80km/h)では1度同位相に制御されるがステアリング舵角に対して素早くリニアに反応するためまったく違和感がない。


 


 最小回転半径は40cm短い5.2m。日常域で4WSの恩恵に与れる。この日は晴天の箱根が渋滞していたが、渋滞回避のUターンすらも楽しい。思わずドアミラーで何度もリアホイールの動きを確認してしまったほどだ。

 残念なのは本国で用意される追従クルコン(ACC)が備わらないこととナビが標準装備されないことくらい。ただしACCは開発テスト済みとのことで日本への導入は時間の問題だろうし、ナビはアップル・カープレイなどが装備されるから、こちらもスマホさえ持っていれば問題ないだろう。いずれにせよ今後のR.S.モデルの試乗が楽しみな1台となっていた。

SPECIFICATIONS


ルノー・メガーヌGT


■ボディサイズ:全長4395×全幅1815×全高1435mm ホイールベース:2670mm ■車両重量:1430kg ■エンジン:直列4気筒DOHC+ターボ 圧縮比:10.5 総排気量:1618cc 最高出力:151kW(205ps)/6000rpm 最大トルク:280Nm(28.6kgm)/2400rpm ■トランスミッション:7速DCT ■駆動方式:FWD ■サスペンション形式:Fマクファーソン Rトーションビーム ■ブレーキ:Fベンチレーテッドディスク Rディスク ■タイヤサイズ(リム幅):F&R225/40R18(7.5J) ■車両本体価格:334万円



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