カーナビと一緒にドラレコを購入するのなら、専用モデルとの組み合わせがオススメ。ストラーダ+CA-DR02Dでは内蔵機能のように快適にドラレコをコントロールでき、大きな画面で映像確認ができる。抜群の使いやすさなのだ。
REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki) PHOTO●澤田和久(SAWADA Kazuhisa)
パナソニック CA-DR02D……オープン価格
コンパクトで取り付け性に優れたボディ
CA-DR02Dはパナソニックの人気カーナビ・ストラーダとの接続で利用できる専用ドライブレコーダー。対応している機種は現行型のF1シリーズ、RXシリーズ、REシリーズ、RAシリーズとなっている。
ディスプレイや操作キーなどを装備していないため、本体サイズは72×32.2×56mmときわめてコンパクト。ルームミラーの裏側に隠れてしまう大きさで運転中にも目障りにならず、目立たない装着が可能となる。
記録映像の再生はカーナビの大きなディスプレイを利用
一般的なドライブレコーダーでは本体背面に装備された2~3インチ程度の小さな画面やパソコン画面でしか記録映像を確認できないが、このモデルでは接続したカーナビの7型~9型の大きな画面を使って、その場で見られる。万が一事故が起こってしまった場合に現場で当事者同士がすぐに状況の確認を行えるわけだ。また、家族や友人と泊まりがけでドライブに行った際に1日目に撮影した映像を2日目の車内で楽しむなど、ビデオカメラのような使い方もOK。もちろんSDメモリーカードをパソコンに取り込めば、大きな画面で映像確認(汎用動画ソフトを利用)も行える。
フルHD画質で映像を記録し、2画面表示も行える
映像再生時は撮影された場所の地図と2画面で表示することができ、映像にタッチすれば全画面表示に切り替えられる。画面内には加速度センサーの感度や車速をメーターで表示したり、急カーブや急加速・急減速、事故多発地点などを示すメッセージが現われる。一時停止や送り/戻し、削除といった操作もタッチパネルで行える。
ドラレコとしてのスペックも充実しており、超高感度の1/3型CMOSイメージセンサーや明るいレンズを搭載し、フルHD記録に対応。撮影モードは通常の「自動録画」以外にも、Gセンサーに連動して記録映像を保存する「イベント録画」や地図上のカメラアイコンにタッチすれば「手動録画」も可能。静止画の撮影も行える。さらに駐車中に振動を検知して自動で録画を開始する「駐車録画」機能を備えており、ドラレコを監視カメラとしても活用できる。車上荒らし対策に有効で、万一動作した場合は次の起動時に動作したことを示すメッセージが画面に現われてドライバーに異常があったことを知らせる。
ドラレコの設定操作は内蔵機能同様に行える
ドラレコ関連の設定はナビ画面の情報メニューから行える。オプションユニットだが内蔵機能と同様に扱え、映像の再生や初期設定は簡単にできる。設定操作では画質の選択(高画質/標準)や音声記録(する/しない)、手動録画の自動停止(1分/3分/しない)などユーザーの使い方に合わせたセッティングが可能だ。
■サイズ:72×32.2×56mm■パナソニック公式ウェブサイト
■重量:250g
■記録媒体:マイクロSD(8GB付属)
■GPS:カーナビよりデータ取得
■Gセンサー:あり
■最大記録解像度:1920×1080(フルHD)
■最大フレームレート:28コマ/秒
■記録画角:水平115°/垂直65°
■問い合わせ:パナソニック
■電話:0120-50-8729