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プジョー308/308SW/3008/5008のディーゼル車が新開発のアイシンAW製8速ATを搭載!


プジョー・シトロエン・ジャポンは、7月18日にプジョーのCセグメントハッチバック「308」および、同車をベースにしたステーションワゴン「308SW」、同19日にCセグメントSUV「3008」および、同車をベースとした3列ロングボディ仕様「5008」の2.0ℓ直4ディーゼルエンジン搭載グレード「GTブルーHDi」に、新開発のアイシン製8速ATを搭載。同日より販売開始した。

新開発の8速AT「EAT8」。図は308/308SWのもの

 新開発の8速AT「EAT8」は、日本のアイシンAWがPSAの設計に基づいて製造したもので、新設計による主なメリットは2つ。小型軽量化と、シフトバイワイヤによる運転機能の進化が挙げられる。EAT8は単純に6速にギヤを2つ追加したものではなく、コンポーネントの多くが新設計。同時にシフトを電子制御化することで、ワイドかつクロスしたギヤレシオ、低燃費、シフトクオリティの向上を実現した。

新開発の8速AT「EAT8」。写真は3008/5008のもの

 このEAT8搭載に伴い、3つのドライブモードを設定。新しく搭載された「エコモード」は、フリーホイール機能によりアクセルオフ時に条件(勾配、カーブ、温度、バッテリー電圧など)が合えば自動的にクラッチを切り、エアコンの最適化とともに燃費改善に貢献する。




 通常モードはシフトタイミング、ドライバビリティ、コンフォートを最適化し、「スポーツモード」(ドライバースポーツパック)ではシフトアップポイントの高速化、アクセルレスポンスの向上、ステアリングフィール向上を果たしている。

従来型6速ATと同等の全長に収められた「EAT8」のカットモデル

 また、8速化による車両重量の増加を防ぐため、あらゆる軽量化が実施された。ギヤの小型化、オイルポンプ外径の小径化、トランスミッションケースの小型化により、全長は従来の6速ATと変わらず、容積は逆に小さくなった。シフトバイワイヤも軽量化に寄与し、車重は6速ATと同等に留めている。

プジョー308

 また、各車とも一部改良を実施しており、308/308SWはアクティイブクルーズコントロールを標準装備。8速AT搭載と合わせて2万円の価格上昇に抑えている。

プジョー5008

 3008および5008は、価格を4万円アップ。同時に、下記をセットにした「ファーストクラスパッケージ」を、30万円で新たにオプション設定している。




・運転席メモリー付き電動シート&マルチポイントランバーサポート


・前席シートヒーター


・フロントカメラ(360°ビジョン。ワイドバックアイカメラにフロントカメラを追加され俯瞰映像の精度を向上)


・パークアシスト


・パノラミックガラスルーフ




 価格は「308GTブルーHDi」が359万円、「308SW GTブルーHDi」が383万8000円、「3008GTブルーHDi」が448万円、「5008GTブルーHDi」が473万円。

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