次期BMW3シリーズのニュルブルクリンクでのテスト風景が公開された。カムフラージュされた次期3シリーズの写真から読み取れることはなんだろう? 写真をじっくり眺めて分析してみよう。
パリ・サロン(10月2-3日プレスデー)でデビューと噂されているBMWの基幹車種3シリーズ。七代目モデルで、現行のF30型からG20型となる次期モデルのニュルブルクリンクでのテスト風景の写真が公開された。例によってカムフラージュが施されているので、ディテールはわかるようでわからないようになっている。それでも写真をじっくり眺めているとわかることもある。
BMWが発表している内容は、こちらで。
BMWが発表している内容は、こちらで。
今回、公開されたテスト車はともにミュンヘンナンバーを付けた
「M IA 4281」
「M IA 2213」
の2台。
4281よりも2213の方がフロントの開口部が大きいところを見ると、Mモデル、あるいは3.0ℓ直6(ガソリンもディーゼルもアリ)搭載モデルなのだろうか。
4281はタイヤサイズ、銘柄が読み取れる。
ミシュラン・パイロットスポーツでフロントは225/40R19、リヤは255/35R19。発表通り前後異サイズタイヤを履く。青いブレーキキャリパーを付けているからM SPORTモデルなのだろう。リヤホイールハウス後方のバンパーにはエアアウトレットが見える。
ルーフの接合は、従来通りスポット溶接によるもの(モールが見える)で、アウディやVWが得意とするレーザーブレージングは採用していないようだ。このクルマはサンルーフ装着に見える。
フロントをじっくり見てみよう。前述したように、2213の方がバンパーの開口部が大きい。ライトの形状は、現行5シリーズと共通したイメージになりそうだ。