日本が誇るプレミアムスポーツNSX。誕生から30年近くが経過した今も、色褪せることなく多くのオーナーに愛されている。ガレージにしまいこんで保存するのではなく、その走りを現役で楽しむNSXオーナーが集まり、定期的にツーリングを開催する。今回はそんなツーリングにおじゃましてみましたヨー!
総走行距離180km NSXオーナー定期ツーリング!
どんなにプレミアム価値が高まったとしても、スポーツカーの醍醐味は走らせてその性能を体感すること。そんな走る喜びを定期的なツーリングで企画しているのが『NSXオーナーズクラブ』。全国展開しながらも各地の支部が主体となって、各々ツーリングを楽しんでいる同クラブから、三重支部が音頭を取って開催したのが今回のNSXツーリングだ。
三重県のNSXオーナーはもちろん全国のコミュニティ、愛知や滋賀、鳥取、香川といった各地からの参加もあり、今回は総勢20台オーバー。ノーマル状態をキープした車両からカスタム&チューンド、さらには新型NSXとまさに色とりどりのNSXオーナーがその走りを楽しんでいた。
ツーリングのルート設定も絶妙で、スタート地点の三重県松坂市から各支部との合流ポイントとなる草津PAまでは高速クルージング。合流したところで琵琶湖沿いを流しつつ、そこから京都市内に向けたワインディングルートを経て、観光客で賑わう京都四条河原町へ。
さらに将軍塚のある東山山頂公園展望台までのワインディングを楽しみながらゴールに到着。NSXのハンドリングを余すことなく楽しめるコースは、長年NSXと付き合うオーナーだからこそのチョイスと言えるだろう。
道中、NSXの集団が突如京都の街に現れたことに、周辺にいた観光客がカメラを向けプチ撮影大会が行われたのも微笑ましい光景。日本が誇る伝統美との共演は、ハンドルを握るドライバーだけでなく、周囲の人たちをも楽しませていた。