4ドアのファミリーカーに、高性能エンジンを押し込むという手法はひと世代前のS54Bから始まったスカイラインの得意技。それが“箱スカ”では6気筒DOHC24バルブという超高性能ユニットの搭載という形に結実した。
現代まで続くGT-R伝説の始まりとなったPGC10。もはや神格化された存在だが、当時の評価はどのようなものであったのだろうか。
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福野礼一郎のクルマ論評3
『福野礼一郎のクルマ論評2014』『福野礼一郎のクルマ論評2』に続く単行本第三弾。今回は、14台のクルマ論評に加えて、モーターファン・ロードテストの5台(トヨタ2000GT、マツダ・コスモスポーツ、日産スカイラインGT-R(KPGC10)、日産フェアレディZ432、いすゞベレットGTR)を現代の視点で掘り下げる座談会も収録。スペシャルコンテンツとして、「福野礼一郎選定 項目別ベストワースト2018」も掲載しています。