「保険まじハンパないって! だって月々数千円の保険料であんな大掛かりな作業タダでやってもらえるなんて思う? 思いつかへんやん、フツー。先に言っといてほしいわ、できるんやったら。ふつうに作業頼んだら18万円オーバーやで? ほんま、入っててよかったわ〜。あ、ステマとちゃうで!」
ハンパなく盛り上がっているサッカーワールドカップからさかのぼること1ヶ月半。その悲劇はゴールデンウィーク中のキャンプ場で起こりました。
キャンプ場入り口で受付を済ませ、割り当てられた坂の上のキャンプサイトに荷物を運ぼうと、マイカーであるホンダ・エディックスを駐車場から動かしたワタクシ。
「この坂、メッチャ急だけどホントに登れるんだろうか?」と不安を覚えたものの、その先に待つBBQ&ビールの誘惑によってかき消され、勢いよくアクセルを踏みつけました。
すると、坂の中盤あたりで枯れ草に駆動輪のフロントタイヤが乗った瞬間、スリップ状態となり、そのまま坂道をズルズルと滑り落ちてしまったのです。
運転席側の前後輪が道から落輪した状態に陥り、タイヤの下に木っ端を挟んだり、通りかかった親切なキャンパーの方々に押してもらったりしてみたものの、脱出できる気配ナシ。
家族からは冷たい目線と「どーするの?」という容赦ない批難を浴び、通りかかる人たちからも好奇の目にさらされる始末。
そんな状況を変えてくれたのが、キャンプ場管理人さんの一言でした。
「自動車保険に加入しているなら、サポートセンターに連絡してみてはいかがですか? この間、バッテリー上がりのお客さんが保険対応で無償修理してもらっていましたよ」とのこと。
ハッ! 気が動転していて思いつきませんでした!!
参考までに、保険会社を通さずに通常のロードサービスとして作業依頼していた場合の料金を聞いてみると、なんと18万円オーバーとのこと!!
そういえば、以前も車両故障で深夜に積載車のお世話になった際に「保険対応じゃなかったら、深夜割増なども含めて5万円くらいですね〜」なんて聞いて、保険のありがたみを身にしみて感じたことがあったなぁ。
年にいち度くらいの頻度でロードサービスのお世話になるひとなら、保険料のもとは取れちゃうってコト!?
というわけで、このダサい経験談を笑っていただきつつ、もしもの時はまず保険のサポートセンターに連絡してみる(公道の場合は警察や道路管理会社などにも要連絡)こと、そして自分が加入している保険の内容をたまには確認してみることをオススメします!